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ニュル24時間耐久イヤーブックやらモータースポーツ系DVDやらで長年お世話になっている都内在住のモータリゼーションをこよなく愛する者のユートピアであった世田谷

リンドバーグが移転して数か月…

 

余りにも世田谷時代が孤高過ぎた(東雲も好きだったけど)為に、全く行く気になれなかった移転先の代官山。

「そもそも蔦谷主導の代官山プロジェクトとか大それた事言ってなんなんだよ!」っと所詮蔦谷と舐めていたのであったのだが…

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トップページが各店舗のツイッター表示というのには閉口するが、とにかく良くできた建造物でした。

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正直言ってレンタルビジネスは崩壊してるし未来は無いと思う中、小売り業としての新たなビジネスモデルを打ち出していきたかったのだろうと考える。

(レンタルなんてもう10年以上した記憶が無いし、最近はもっぱらHULUが便利過ぎて他の配信すら利用しなくなってしまったくらい…)

 

スーパーモダーンとも言うべき都内のエアポケット

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 こんなオシャレな建物のまさに入口も言えるエリアにリンドバーグがあり、ドアを開けるや否や「Poweeeerrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」っという頬肉垂れまくりの英国人のオッサンの喘ぎ声が聞こえてくる不釣り合いな光景がこれまたヨロシ。

(分からない人に説明すると英国BBCの世界的超人気番組トップギアの名司会者の一人で、車のみならず言葉遊びや様々などーでも良い知識、無論ギャグセンスも逸品と超人の名を欲しいままにするメタボオヤジ事「ジェレミー・クラークソン」が高馬力車に乗った時の口癖が「パワァァァーーーーーーー」であり、リンドバーグでもトップギヤやクラークソン名義のDVDを店内で流しているのである。)

世田谷時代は、ある意味「男の古めかしい秘密基地」であったのに対して、コチラは大人による大人の為の複合施設とも言える。

建物自体がアイランド形式になっており、洋書屋と洋書屋が隣接していたりと、まさに「専門本屋の集合体」

 

しかしほんとに良く出来た街並みで、ここらへんは普段から通過はするけど地に足を下ろすのは久々。

2004年くらいにLemon Jellyの片割れフレッドディーキンがAir Side名義でギャラリーを開いた時に来た以来の代官山ウォーキング。

蔦谷周辺も見違えるように綺麗に生まれ変わっていて、街並み自体に感動。

こういった街の都市計画自体に感動するのは「みなとみらい」以来である。

「みなとみらい」は、普通であったら数年で廃業してしまいそうな無駄な遊園地が未だ衰えず駅の目の前にあったり、広すぎる中央分離帯の緑地や徒歩移動だと結構大変な縦移動はあるものの、車のコミュニティーとして考えると素晴らしく良く出来た街並み。

F1バレンシアGPを見る以前から思っていたが、いつか「みなとみらい」でF1開催出来ないものか…

赤レンガピットとか(笑)

 

っで、話は代官山に戻り、個人的にレンジよりも好きなレンジローバースポーツスーパーチャージドが複数路肩に止まり、日本じゃ無駄銭とも言えるお金と心が裕福な人しか乗らないであろうA5、維持が途方も無く心理的に禿そうな「マットホワイトのベントレー」など、ちょっと下品に片足突っ込みそうになる寸前の、実に気持ちの良い車達が街並みに見事に溶け込んでいる。

街中を走る車ってある意味役者であり、そういった事にいちいち気を留めてしまう自分にとっては、ここ等へんを走る車は本当に気持ちの良い車達が揃っているなと意味不明な充足感に満たされた。

これが六本木や麻布、はたまた渋谷原宿界隈の高級車となるとまた違うんだなコレが。

A5はまさに代官山を物語る上でのツボであり、正直言ってA5はボディーサイズはA6譲りでありながら、実態はドイツ庶民の足車であるA4をベースにクーペにして値段高くしましたという生い立ち。

レンジスーパーチャージドも同じようなもので、見た目やボディーサイズはレンジでありながら、ベースとなるのはレンジの各下であるディスカバリーをベースに、レンジっぽく仕立てた「レンジ好きからしたらなんちゃって」な乗り物。

でもそれが凄く良いんだよね。

成金な人は一番高いモデルとそのグレードを買うけど、ここ等へんの人はミドルアッパー系な車種をサラリと乗りこなす。

つまるところ「脳内L.Aが完結」出来る街(笑)

 

で、併設するオサレファミマで偶然発見したバス瓶2本を買って、綺麗な街並みと街を彩るハイクオリティーな車達に心の癒しも貰い帰宅し、家で飲みながら公式サイトを見てちょっと冷や汗が出た…

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この外壁、全部アルファベットの「T」のカタチを敷き詰めているんですね…

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趣味で宗教建築の画像を集めたりしているが、ちょっとコレはソレに似たような恐怖感を感じざるを得なかった…

因みに、ありとあらゆる店で「T」を拒否する人間だったりします…

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